朝から、かなり【しんどい事】がやってきて、
精神的にもかなり疲れてしまい、
夕ご飯を作る気持ちになりませんでした。
あー。お金をあまり使いたくない。
…でも、作るのもしんどい。
たまには楽しようよ
あーだこーだ言いながら悩んでいると、長男が声をかけてきました。
疲れたんでしょ?
したら、10倍(←我が家のコープ札幌の呼び方ですw)で
お惣菜買おうよ、久しぶりに。
たまには楽しよ?
美味しいもの、たべよ?
最近読んだ本に
『お金を使った先に残る感情や想い出を大切にした生き方をしたい』
というようなフレーズがあることを思い出しました。
そうか、楽しい経験に変えちゃえばいいんだ!!
と閃いて、やってみました。
その名も
『600円で幸せな夜ご飯を買ってみよう♪』
ですw
ルールは簡単。
①幸せと感じるものにお金を使う。
②600円以内なら何を買ってもOK。
(アイスもチョコもジュースもザンギも、なーんでも良きにしました。)
③お腹いっぱいにならなかったらお家にあるものを食べる。
④代金は自分で計算。購入時に予算オーバーしたら、
オーバーした分だけ自分のお小遣いから出す
それ以外は任せました。
ただ、三男に関しては、すぐにお菓子に行ってしまうので、
選ぶ順番をお惣菜から選ぶことを意図してやりました。
途中経過
お店に到着した後の子供達の様子を見てみると、まぁ面白い!!
次男は
どうしても飲みたい飲み物があったらしく、
「取ってくるわー」と言い、真っ先に飲み物コーナーへ。
食べたいものもすぐに決めたのだけど、
やっぱりやめたーって戻っては、欲しいものを持ってくるを数回繰り返す。
歩いた距離は3人の中でダントツ!よく動いていました。
三男は
買いに行くよーと声かけた段階で、
もう既に『ザンギ』と『ふわふわパン』が頭にしっかりとあったみたいです。
真っ先にパンコーナーへ向かい、
好きなものを取ったと思ったらすぐにザンギを探し始める。
ザンギを選んだ後、みんなでこれ食べたらいいんじゃない?
とデザートに胡麻団子を提案してくれて、
じゃあみんなで食べようってことになり
購入することにしておわりました。
迷う様子はほとんどありませんでした。
猫まっしぐら、みたいなw
長男は
お惣菜コーナーをまず全部見る。
半額シール、20%引きのシールを貼っていたものをみて、
取られたくないなぁと思ったものは値引きされてない物の下に隠す。
探しているうちに、店員さんが値引きシール貼っているのを見つけて、
時には普通に選んでいる一お客さんとして、
時には探偵ばりに見張り、
欲しいものにシール貼ってもらえるかどうか観察。
結局、貼ってもらえなかったので、予定変更し、
お値下げシールが貼られているお安いものを選んで、
最後の最後にアイスコーナーへ。
「ふふふ。ついに買う日がやってきた。
俺がお値下げシールの計算を頑張ってやってきた理由は
…そう!!これを買うためだ!!!」
と言って、ニコニコしながらハーゲンダッツを取る。
何を買うのかをあらゆる角度から見て決めた長男。
優柔不断・・・というべきなのかwww
選ぶのにかかった時間
店入ってから出るまでは1時間弱。
そのほとんどは、長男が惣菜をどれにしようか
と迷っている(調査している)時間でした。
あーだこーだお店でやるのはイイけど…
一緒にいる私たちは疲れますねw
後半は、三男が『おいていこうー』とひっきりなしにいうので、
気分転換してもらうために必死でしたw
買い物を終えて
お腹ぺこぺこな状態で帰った子どもたちは
『いっただっきまーーす!!』
と元気よく言ってパクパク食べました。
私も食べたいと思ったものを一緒に食べました。
一口ちょうだい〜
美味しいね
たくさんお話しして食べた夕食は
本当に美味しかった〜!
この出来事から思ったこと
退職してからというもの、
心地よくお支払いすることができなくなっていました。
なくなったらどうしよう。
惣菜買って楽した分、お金の面で苦しくなってしまうかも。
不安でした。
でも、『600円で幸せな夕ご飯を買おう』ということで買った夕ご飯は
お腹いっぱいにしてくれるだけでなく、
ココロもいっぱいにしてくれました。
600円で買ったものがお腹を満たし、ココロも満たす
600円以上の価値があったんです。
お値段以上、それ以上♪
払った以上に私たちに帰ってくるものが大きかったことを
実感しました。
これが『ハッピーマネー』なんだな。
ってやっと理解できた瞬間でした。
(今まで、いろんな本を読んで書かれてたし、
いろんな方から言われたことだったけどw)
お金でものは買えるけど、時間は買えない。
生きる時間を使って『幸せ』『楽しい』をたくさん経験したい。
そのためにお金を使いたい。
この『ハッピーマネー』を意識した生活を
どんどんしていこうと思いました。
皆さんも意識してみてはいかがでしょうか?
コメント