ある日のことです。
我が家はひょんなことから
長男と次男が大喧嘩。
お互いに罵倒し合い
泣きながら自分の気持ちを伝え続けた2時間
気持ちが落ち着くとお腹が空いた長男は
『何か甘いもの食べたい』
と言って冷蔵庫やパントリーを漁り始めました。
しかし。こういう時に限って甘いものがない我が家w
できることと言ったらクッキーを作ったり
パンにシナモンと砂糖振りかてトーストにするとか。
私は色々と考えられることを長男に伝えていました。
すると長男は、以前に実家から借りた
『パンどろぼう』をモチーフにしたパンのレシピ本を思い出し、
「おれ、パン作る」
と言いってパン作りがスタートしました。
パンのレシピ本は、吉永麻衣子さんか監修している『作り置きパン』がメイン。
作業工程も難しくなく、一晩寝かせて発酵させたらすぐに焼くだけ、というものです。
今回は、通常通りに発酵をして1日で完成バージョンにしています。
重さを測るのも作業もほぼ彼1人で行いました。
途中初めての作業が出てくると「ママ〜見て〜」と声をかけてくるので、
アドバイスをしたり、実際にやってみせたり。
そんなこんなで取り組み始めてから2時間ほどで完成！！
彼が作るのに選んだのはメロンパンです。…だって甘いんだもんw
その後、子どもたちみんなで『おいしいねえ』とニコニコしながら食べる姿を見て
ほっこり過ごしました。
やっぱり、「これやりたい！」という気持ちがあれば、
難しいと感じることも自分でなんとか乗り越えることができるんですよね。
長男は小学校2年生の時から完全に学校に行かなくなりました。
でも、やろうと思って料理とかに取り組んでいるうちに
簡単な四則計算、軽量などはできるようになっています。
取り組む手順、時間、必要な物、質問する力など・・・
家でも学びの種はたくさんあるんです。
自分の余裕がある時にでも、ぜひやってみて欲しいなあって想うのでした。
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