久々に実家にきました。
やっぱり、大人の人数が多いと負担感が全然違う…!
両親だから…と言うこともあるのだろうけど。
久しぶりということもあり、子どもたちは大興奮!
打って変わって、私の母は子どもたちの学習の方を大心配。
もう◯年生なんだから△△はできていないと
文字は書いているの?
本は読んでいるの?
この計算はできるの?
母も色々と考えてくれているので、
もう『学校に行かない選択はだめだ』とは思っていないのですが、
その代わりの勉強について、かなりの不安を感じていて。
勉強できないと
「就職できない」
「人に騙される」
「不利益を被る、損をする」
ということを思っている母。
そうだよね。だって親も必死になって頑張ってきたんだもん。
だけどね。
学ぶところは学校以外にもある。
学習指導要領…学校のやり方に沿って学ばなくっても大丈夫。
興味を持てば、1年生でも分数(学校では3年生で学習)を使えるようになれるし、
都道府県(こちらは4年生で学習)だって覚えられる。
学ぶタイミングは人それぞれになるけど
やりたい時が学び時。
「やりたい」気持ちで取り組んだ方が、しっかりと覚えます。
だって、興味がないアイドルグループのメンバーの名前は
なかなか覚えられないけど、
大好きな〇〇だったら一生懸命に覚えますよね。
(長男はちいかわのキャラクターは全く知らないけれど、
1000種類以上あるポケモンの名前はしっかりと覚えていますw)
履歴書には「中卒」と書くことになる
高校に行けなかった・行っていない・途中で辞めた人も
高卒認定(旧:大検)を取得していれば
大学や専門学校の受験資格を得られるので、
大学進学も可能になるのです。
そして、不登校であったひと全てが何もできない人ではなく
会社に就職して働いていたり
自分のやりたいことを見つけて活動したり
フリースクールを運営したり
その人に合った形で暮らしているんです。
だから、大丈夫。
なんとかなるんです。
子どもたちの声をしっかりと聴いて
生活していければ、
なんとかなるんです。
我が家の長男は、机に座ってノートとペンを用いての「勉強」はしませんが、
テレビやYoutubeで見たことから知識を得て
実際のところどうなんだ?と言う形で調べたり、日常生活とリンクさせて学んでいます。
次男はまだ「勉強」と言うものに拒否感があるから、
いろんな生活経験をして、学びへと続く種まきをしている状態です。
でも、それで良いんです。
巻いた種は、いつか必ず芽を出し、花が咲き実がなる。
そう信じているから。
1歩離れて見守り支えてあげるだけで良いと思うのです。
実際、学習の話になった時の長男・次男の返事の仕方が
「はいはい、わかりましたよー」と心が全くこもっていないもので、
母も“全く話聞いてくれないよね、ただ返事だけしておこうかなって感じで”と
呆れていましたw
もちろん、母のような「学校での勉強をしっかりとやれるようになる」考え方も大切だと思っています。
就職するためにも学習を頑張ると言う考え方も。
その人が大切にしていることを元にして、選択していれば全然良いと思うのです。
10人いれば10人の方法があって良いと思う「学び」。
明日も明後日もこれからもずっと
子どもたちの「今」を感じて暮らして
いろんなところから学んでいきたいなあと思うのでした。
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