子どもが「学校を行かない」と選択した時の親として心構えポイント3つ

子どもが「学校に行きたくない」と言い始めてきたんだけど、どうしよう

と相談してくれた友人。
ちょっと思い詰めてて、しんどそうに見えました。

不登校と言っても理由は十人十色。
対応の仕方も千差万別。

だから、どうしたら良いかわからない。

わたしも3年前、かなりこの事で悩んでいて、友人の気持ちが痛いほどにわかります。
だからこそ、大切にしてほしい事を3つにまとめ伝えてみました。

現在悩んでいる方、悩みそうな方、そしてこれから小学校に通うお子さんがいる方はぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

①「自分のせいだ」と思わない。

『学校に行かない』『不登校』のきっかけは人それぞれです。

しかも

・誰がきっかけなのか
・嫌なことが起きたのか
・「学校」という環境なのか
・勉強がわからないという学習面からの不安でなのか
・集団生活が苦手なのか
・親と離れたくないという精神面生活面からなのか

と要因はたくさん候補があって複雑にからむ場合もあり、はっきりとわからないパターンが多いと思います。

だからこそ、「私のせいだ」と決めつけるのはやめてみましょう。

②自分はどうしたいのか考える

子どもが「学校に行かない」ことになりそうな時、なった時。
自分はどうしたいのかを考えてみてください。

・自分が仕事の間は、学校で大勢の人と過ごしてほしい
・辛い思いまでして行ってほしくない

などなど

同じ状況を経験した方に相談したり
インターネットを使って同じ境遇の方の発信を見てみたり
関係する書籍を読んでみたりして
自分の考えを少しずつはっきりとさせてあげましょう。
第三者…スクールカウンセラーやソーシャルワーカーの方に相談するというのも
いいと思います。

この時に出した考えは
その時に一生懸命に考えたものなので
「良い」も「悪い」もないと思うんです。

③焦って結論を出さない

こういう時に焦って結論を出して行動してもいいことは起こらない。
私自身の経験からそう感じています。

長男が学校に行きしぶり始めたころ。
当時、小1の6月ごろでした。

「行きたくない」と言われても
“学校はいくべきものだ”と思っていた当時の私は
「学校の先生に行きたくないって伝えよう」
と言ってランドセルを持たせ、学校に連れていき、
先生に長男を『渡す』ことをしていました。

今考えると、とてもひどいことをしてしまっていたな、と反省しています。
悪い言い方をしたら…学校に「連行」していたなと。

学校はいくべものだからといって、
長男の気持ちも聞きもせず
腕を引っ張って、無理矢理に車に乗せて
嫌だと泣き叫ぶ長男を「お願いします」と言って先生に引き渡していたのです。

こんなことをしていたら、行きたくなくなりますよね。

大人の都合で、こんなことさせられるなんて…信頼問題に発展してしまう。
こんなことが続いたら、自分の意見なんて…と自分の意見を言えなくなってしまったり、
自分はダメなんだと自己肯定感も下がってしまいます。

だからこそ
「学校に行きたくない」と行ってきた時こそ、
お子さんとゆっくり、時間をかけて話をして欲しいんです。



学校に行って欲しい理由。
学校に行きたくない理由。

お互いに話をすることで、自分の想いがハッキリとしていくはずです。

そして、お互いに納得した上で
「行く」「行かない」「たまに行く」「一緒に登校する」など選んでいけばいい
って思います。

最後に

参考になりましたでしょうか。

一人一人状況が異なるので、「正解」はないと思います。
…そこが難しいとことではあるのですが。

この記事を読んでみて、
気になったこと、できそうだなと思えたことを
ぜひやってみてくださいね。

ちょっとだけやることで
未来は少しずつ変わっていきますから。

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