いきたかったけれど、仕事をしていて行けなかった場所がありました。
でも、仕事を辞めた今ならいける!!
ということで、やっと行くことができました。
恵庭のフリースクール “ 自由学習空間 ひとのわ ”
自然に囲まれて静かな環境にある“ 自由学習空間 ひとのわ ”。
ここの代表さとみさんとは、2.3年前に知り合いました。
自身が不登校だった経験からフリースクールを立ち上げたいという思いを聞き、
なんて素敵な方なんだ!と感銘を受け、
フリースクールの開校準備の頃に
ちょこちょこと関わらせてもらっていました。
もっとたくさん関わりたかったのですが、
昨年度までは、私も仕事復帰1年目で全く余裕がなく
何もできませんでした。
仕事まで辞めると決めてから、ちょくちょくと連絡を取り始め
やっと「お手伝い」という形でいくことができました。
1日過ごして思ったこと
誰もが「ただいるだけでいい」と思える居場所。
何をしても否定されず、
やっていること(感じていること)に
そこにいる人は、ただただ共感する
ゲームをしている子
一緒にゲームをする子
一歩、離れた場所に「いる」子
悩みを話す子
本を静かに読む子
違う場所へ行って「冒険」する子
長男と三男も一緒に行きましたが、
初めての私たちを歓迎してくれて
長男はゲームで盛り上がっている男の子チームに吸い込まれていき、
三男はドキドキしながらも自分の楽しめることを発見しながら
遊んでいました。
年齢関係なく(その時にいたのは小4〜中2の6名+3歳の三男と彼女の1歳のお子さんでした)
やりたいことをやって、のびのびと過ごしていました。
実は・・・
この日は、「みんなでヨガに触れよう」と計画していて
広い場所・・・公民館の一室を借りて活動する予定でした。
ヨガやりたい人はやる、やりたくない人は本読んだりしてゆったり過ごす・・・
Wi-Fiが繋がったり、おもちゃなどで遊べるようなスペースがあったりと
無理なく活動できるように準備していたんです。
しかし、「いつもと違う場所だと嫌だ」と話したお子さんがいて、
急遽いつもの活動場所へと変更したのです。
この日の目的の1つである「ヨガ会場まで子どもたちを送る」
ということはできなかったのですが、
“ひとのわ”に集まる子どもたちの過ごし方、
そして運営している方と子どもたちとの関わり方を
じっくりと見ることができました。
彼女はというと
小さなお子さんを見ながらも、
たくさん子どもたちと関わっていました。
一緒にゲームの話をしたり、
「推し」は誰だ?!と妄想したり、
学校に関してのお話をしたり、
これからのことで不安に感じていたお子さん話を聞いたり。
そんな中でも音に少し敏感な子がいて少し困った様子を見ると
「この音ちょっと小さめにしてくれる?」と声かけをしたり。
少しの変化でもキャッチし、行動に移すことができて
すごいなあ・・・と私は感心するばかりでした。
さまざまな形のフリースクール
フリースクールと言っても、形態はさまざまです。
・学校で再び学習することを目標に過ごすところ
・公立学校と同じような学習形態をとるところ
・公立学校ではできないようなことをやっているところ
・毎日やっているところ
・週1回、公立学校の空き教室を利用してやっているところ
いろんな形態があり、色んな選択肢があるからこそ
『ここは良い、ここはダメ』ではなく
自分に合った居場所を見つけていけると良いですよね。
それには見学が一番!・・・だと思うのですが、
学校に行かない、行けないお子さんは
外出が苦手だったり、初めての場所には拒否感がある場合も。
ホームページやチラシなどで「こんなところあるんだね」と
情報を共有しつつ
保護者もお子さんも無理せずに、お子さんが行きたいなと思える
ところに巡り会えると良いなあと思います。
“ひとのわ”は集まる子どもたちをしっかりと見守ってあげる
素敵なフリースクールでした。
Instagramをやっているので、ぜひ見てみてくださいね。
最後に
私も、“ひとのわ”のように
・子どもたちの「ありのまま」を受け入れ、のびのびと過ごせる
・大人も子どもも 安心・安全 を感じられる
・遊びながら暮らして動いて学んでいける
・お互いに支え合うような関係でいられる
を作っていくぞという想いを強くしました。
こういう居場所って、いくつあっても良いですよね♪
そして、そういう場所同士で連携しても面白いことができそうで、
「なんか知らんけど、るるるるる〜♪」と楽しくなってしまった私でした。
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