夜の8時50分
突然長男が「キャンドルに火をつけたい」と言い出した。。。
え、今から?
「マッチが使いたくなっちゃって。」
以前からことあるごとに、マッチを使って火をつけることをしていた長男。
最近であれば、自分の誕生日ケーキのキャンドルに火をつけてました。
今日は、たまたまキッチンにひっそりと置いてあったキャンドルを見つけて
やりたくなったんでしょうね。
まあ、よくある話です。
が。
長男の言ったことを聞いていた三男は
「ぼくも〜(やりたいっ!!)」
隣にいた次男も
「俺もやりたい。3月の誕生日ケーキのロウソク自分でつけるんだもん」
・・・はい。
本当はですね、こんな時間(21時近く)にやりたくなかったのですが、
「やりたい」と思った時がベスト、
その感情を大切に拾ってあげたいという想いが強い私は
「やる」を選択しました。
三男はマッチを使うのが初めてだったということもあり、
私と一緒に操作しました。
ヨダレが垂れるほどの集中力。
ついたときの「おぉ!」という声。
火を灯したキャンドルを見る嬉しそうな姿。
そんな様子を見ることができて
私も嬉しかったです。
次男は、もう少しで出来そうだなあと思ったので、一人でやってもらいました。
最初は苦戦していた次男も、
長男の厚かましいアドバイスや
「マッチを擦る時は『取った鼻くそを、壁とかに擦り付ける』ように
ジュッとやってみて」
と私が伝えたことで、出来るようになっていました。
兄を見て、真似をして学ぶ、自分のものにする。
兄弟や友達と取り組むと、そういうことが可能で。
そうやって、技術や考え方を自分のものにすることができる。
こういう学びこそ、一生もの。
机上では得られない、リアル。
今日の「キャンドルにマッチで火を灯す」ということだけで、
次男、三男はたくさんの経験・発見をしました。
そしてその学びかたは2人とも違っていた。
【学びは暮らしの中にあふれている】を表す象徴的な出来事だったと思います。
キャンドルを灯すまで、イライラしていた私ですが
子どもへの対応に追われていたのと
キャンドルの揺めきに癒されて
イライラがぶっ飛んでいきました。
マッチを使うチャレンジしてみて、よかった〜。。。
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