学校に行かない、不登校の子どもの学習方法

不登校・学校に行かない選択をしている子どもたちは
全国で約30万人という調査結果が出ています。(令和5年10月 文科省)

意外と多いですよね。
そして、これからもどんどん増えていくでしょう。

初めて知り合った人に、我が子は学校に行かない選択をしています、と伝えると

「学習ってどうしてますか?」
「先生してたから、教えてあげてるんでしょ?」

と言われます。




『先生』であった私

『母』である私

一緒のようで一緒ではありません。
我が子と接する時は『母』である私が優勢なので、
なかなか上手くいかないんです。



じゃあ、学校以外での学習ってどんなパターンがあるのかな?と考えてみました。

フリースクール

フリースクールでは、子どもたちが自主的に学ぶことを重視し、
厳しい時間割や教科書に縛られない自由な学びが行われることが一般的です。

生徒が自分の興味や関心に基づいて学ぶ内容やペースを決めることが多く、
個々のニーズに合わせたサポートが行われます。

フリースクールごとに目的が異なっているので、自分に合った場所を選択することができます。

しかし、フリースクールがない地域があったり、
あったけれども定員数が少なくて利用できなかったり、
費用が高かったりするデメリットがあります。

オンライン

フリースクールやオルタナティブスクールの中には、
オンラインで授業やサポートを提供しているところもあります。
学習の進行は生徒のペースに合わせ、
柔軟なスケジュールで学べる環境が特徴です。

好きな分野のみ取り入れることが可能で、子どもの好きを伸ばすことが可能です。

しかし、情報過多な今日、子どもにピッタリとあったものを見つけるのは難しい。
やってみたら合わなかった、なんてこともあります。

通信教材

教材をオンラインで提供したり、
ライブ授業や録画授業を視聴できる形式になっています。
たとえば、「Z会」や「進研ゼミ」などはオンライン教材や学習サポートを充実させています。

子どものペースで取り組めるのですが、
やろう!と思わないと、ずるずる〜となって取り組まないことも。

放課後児童デイサービス

放課後児童デイサービスは
主に障がいを持つ子どもたちを対象に、
放課後や長期休暇中に支援を提供する福祉サービスです。
しかし、「障がいを持っている、とまでは言わないのだけれど困り感を持っている子」
いわゆるグレーゾーンと言われているこが増えてきていることもあり
普通学級に通っている子の利用も増えてきています。

・生活支援
・学習支援
・社会的スキルの発達

以上の3つの支援内容を児童指導員や保育士、作業療法士などの
専門スキルを持ったスタッフが子どもたちに合ったサポートします。

中には不登校児童をサポートする事業所もあるとのこと。


こちらもフリースクール同様に事業所ごとに特色が異なるので
色んなところを見学して、子どもも親も
自分たちに合うところは?としっかりと考える必要があります。

学校からの送迎はあります。
しかし、学校に行っていないお子さんに対しての送迎があるかどうかは
その事業所にもよりますし、
学校の授業がある時間帯に利用できるのかは要確認です。

余談ですが…札幌市にはなんと700箇所もあるそうです。
多いですよね〜

生活経験から

生活していく中で、学びに繋げていく方法です。
学習するという意識はあまりなく
あ、これってあの時の?!という風に氣付きが時間差でやってくることが多い。

子どもの様子やペースに合わせて学ぶことができる利点があります。

ただ、関わる大人が『これを学んでほしい』という
意図をもった関わり方をしないと
「ただやった」だけに終わってしまうんです。


我が子はこれがぴったりでした。
その時の子どもたちに合わせた感じで、必要なものを経験を通して学ぶ。

その方が記憶されるんですよね。
その時の感情、匂い、映像、感覚とともに記憶されるので、
忘れにくい。


学校の学習とは進め方、進度も違うので
不安に思う方もいると思います。

でも、大丈夫。

日常生活で学んだことをもっと深く知りたい〜!と意欲がでたら
本を読んだりして調べ始めるかもしれません。
机上での学習を始めるかもしれません。

いつ・何がきっかけで学んでいくのか
未知であるからこそ不安ですが、

小・中学生の時に学校に行けなかった・行かなかった子どもも
大人になって会社に就職している方もいます。
中学・高校になって学校に行き始めた、という子どももいます。
高卒認定試験、という制度もあります。
通信の中学校・高校もあります。

だから、
学校に行かなくなった…もうダメだ



ではないんです。

子どもには無限大の可能性かあります。
『今』の子どもの状況をみて
『今』できることをやっていけば、必ず何かが見つかります。



我が子はまだ見つけてはいませんが、
なんとなーく掴みかけているような気がしています。
昨日は嬉しそうに取り組んでいたけれど、
今日は全然 _:(´ཀ`」 ∠):ってなってたりしますがw

でも。

違うかも?と思ったら、違うことをやってみたり。
経験していた方や現在進行形の方にお話を聞いて
我が子の「見え方」を増やしてみたり。

その先には、子どもたちが本気で笑顔で遊び・学び続けている世界が
あるんじゃないかなって思うんです。

まとめ

学校に行かない・行けない子の学習方法はあります。

あとは

・お子さんの状況
・目指したい姿
・経済状況
・送迎の有無
・その場での取り組み方法
・子どもにとってあう場所なのかどうか

を考えて選択してくださいね。



1人ではなかなか決められないこともあると思います。
ご家族で話し合っても難しい場合も。

そんな時は、ぜひ私に相談してみてください。

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ご気軽に相談くださいね。

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